IPフラグメンテーションと最大セグメントサイズ
なんか聞かれたので、答えてみた。
- IPフラグメンテーションが起きても、TCPのシーケンス番号は増えたりしないよね
- Yes, IP層で分割されるので、TCPのレイヤーには関係ないよ
- ちなみに普通、IPフラグメンテーションは起きないよ
- なんで?
- TCP層で、IPフラグメンテーションが起きないようなサイズで、セグメントを作ってIP層に投げているからだよん
- まじか!
- レイヤー2の最大データ転送量のことをMTU(Maximum Transmission Unit)
- レイヤー4で作る最大のセグメントサイズのことをMSS(Max Segment Size)
- とか言うんだぜー
- 誰がやってんの?
- IPフラグメンテーションの実装はルーター
- MSSの調節をしているのはOSとか。レジストリとかで設定できんじゃね?
- 上位レイヤは下位レイヤ(逆も然り)を全く意識せずにすむんじゃないんですか?ねぇ?
- んー確かに、異なるMTUの異なるプロトコル間の通信では、”今からデータ流すぜ"ってところのMTUを知らないといけないっすねー…。たしかにIPセグメンテーションにそのしわ寄せが来ている。でも、IPフラグメンテーションっつー機能があることで、異なるプロトコル間の通信が行える、と思えばOKな気が。。実装する装置(ルーターとか)なら、双方のインターフェースを持つから、規格の事は十分に知っているし。SDH網とEthernet網を横断しようが、L4やL7には関係ないから、"上位レイヤは下位レイヤを全く意識せずにすむ"と言える気がする。そもそも規格が違うので、その差の吸収は誰かがしないといけない、その吸収を上手くやるために階層構造にしていると思うぞい。
- んーポリモーフィズムを適用しても全体のコードの量が減らないように、しわ寄せは誰かに行く。等価交換の考え方を持ってくると、それはしょうがないんじゃないかなー。なんて思うけど、難しい!これはなんか自分も納得いく答えがでなかった…。言い訳臭い回答になった。
次課題
CIDRとVLSMの違いって何?
30分ネットワーク見ればわかる気がする。
けど、今は読む気しないのでとりあえずメモだけ残すのさー
30Minutes Networking
http://www5e.biglobe.ne.jp/aji/30min/index.html
#誰かチョコと愛をください